空が少し明るくなり、目の前のフロントガラス越しの景色に、波音と重なるように白波が浮かび上がって
きた。はやる気持ちを抑えながら起き上がり、エントランスを降りると、心地よい風が顔をなでる。ボード
を取り出すため、クルマのリアに回り込んで、大きなリアハッチをオープン。すると、海辺の湿った空気が
一気に車内へ。冷たい風が車内を満たした時、アウトドアとインサイドがボーダレスになった。
荷物の取り出しやすさはもちろんのこと、開放的な空間を作り出し、オープンリビングのような印象をも
たらしてくれる大きなリアハッチ。太陽の光がインテリアの奥まで差し込み、室内を明るく照らしている。
ホワイトを基調としたインテリアデザイン、アクセントに加えられたブルーのカラーリング。その中にいる
だけでリラックスできる。この心地よい感覚に包み込まれるのはキャンピングカー「江の島」ならでは。
大きくゆったりと弧を描くラウンジソファーは疲れた体をいやす。そして、バンクを跳ね上げると大きな
テレビが現れ、リラックスした空間が完成。あとは窓から見える景色、リアからの風を楽しむだけでいい。
ソファーでくつろいでいると、時間が過ぎるのも早い。夜になればリアの電動プルダウンベッドを降ろし、
ラウンジエリアを眺めながら目を閉じる。そして、また波音に起こされる朝を「江の島」で迎えるのだ。
明るいカラーリングのインテリアデザイン。ゆとりのあるラウンジタイプのソファーが快適なひと時を提供してくれる。 TVはHDMIケーブルで自分の好きなプレイヤーを接続できる。ゲームを接続して大人数で楽しむのもいいだろう。
バンクエリアに設備される大型TVは室内のどこからでも見やすい。 エントランス横にキッチンがあるが、料理をしながら映像を見ることも可能。 リア2段ベッドであれば、横になって映画鑑賞というシチュエーションもありだ。
リアエントランスとすることで、効率の良いレイアウトが完成した。 エントランス横には下駄箱を設置して、逆サイドにシンクが備え付けられている。 エントランス上にあるのがプルダウンベッドで、サイドに電動のスイッチがある。
リアには大きな跳ね上げ式ゲートがある。 ソファーの足元を使えば奥行のあるラゲッジスペースとしても利用できて、その積載能力は高い。 大きなサーフボードやカヌーなども、間口が広いので余裕で積み込める。
冷蔵庫はシンクの逆サイドにある。容量は85Lでたくさんのドリンクを冷やすことも。 海辺のドライブで手に入れた回線もしっかりと保管できるだろう。 もちろん、上に置かれている電子レンジも標準装備のアイテムとなっている。